2022年7月9日に実施しました厚木市市民協働提案事業 がん防災セミナー『親子で考える子宮頸がん~検診、ワクチン、本当のこと』、たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
マザーキラーと言われる子宮頸がん。りかん率が高い年代はなんと30代(上皮内がん含む)*。日本では毎年約30,000人(上皮内がん含む)がり患し、約2,800人がなくなっています*。 子宮頸がんの原因の約9割はHPVウイルスです。その感染を予防するワクチンがこの4月から積極勧奨再開となりました。
*罹患-全国がん罹患データ2018、死亡数-全国がん死亡データ2020
このタイミングで、改めて、子宮頸がんのワクチンのこと、検診のこと、病気のことについて知っていただければと思っています。今回は、藤沢 女性のクリニックもんまの門間先生に、若い人たちにも分かりやすい言葉で丁寧にご説明いただきました。また経験者からの実体験も共有させていただきました。
視聴いただいた皆様からは
「ワクチンのことがよくわかった」
「娘も納得してワクチンを接種できると思います」
「病気の事だけではなく、家族や仕事との向き合い方が聞けてよかった」
といったお声をいただいております。ワクチン接種の年代のお子さんを持つ方も持たない方も、男性にもぜひご視聴いただき、改めて子宮頸がんに備えていただくきっかけになりましたら幸いです。
<プログラム> ●第一部 先生教えて!子宮頸がんの検診とワクチン ・講師:藤沢 女性のクリニックもんま/院長 門間 美佳先生(産婦人科専門医) ・聞き手:渡邊すみれ(大学生)、 芝原 薫(20代/会社員)
●第二部 きいてみよう、子宮頸がん体験談 ・子宮頸がん経験者:がんと働く応援団/廣田 純子(一級キャリアコンサルティング技能士) ・聞き手:がんと働く応援団/大友 明子(乳がん患者支援団体「メンタル・スパ」主宰)
司会:がんと働く応援団/芝原 有可子
<いただいたご感想(一部抜粋)>
•ワクチンの種類や接種方法、対象年齢外で未接種の場合の対応、ワクチンの有効性について、予防の確率の高さなどワクチンの基本が理解できた。
•何となくわかっていたつもりでしが今日初めてはっきりと子宮頸がんの事やワクチンの事が分かりました
・世界の例も含めてスライドで具体的内容を聞く事ができた。レベルが高く勉強になった。
•婦人科では忙しそうな先生になかなか聞けない詳しい話を聞けた。
•男性にもワクチン接種が有効であることの理由がわかった。
・経験された方の声は、とても響きます。実際の思いや後悔したこと、子どもへの接し方どれも貴重なものだった。
•実体験がお聞きできて、同年代の方の体験ということもあり身近に感じて聞けました。
※がんと働く応援団はエビデンスに基づいたがん情報の提供を行っています。
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